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2021.06.16
大人気の『ウマ娘』の家系図!サラブレッドの血統について

ゲームやアニメで大人気の『ウマ娘』をご存知ですか?

ウマ娘」の家系図から、サラブレッドの血統までを解説します。

 

■大人気の携帯ゲーム「ウマ娘」の家系図■


幅広い年代層の男女に人気のあるスマートフォンゲームの一つ「ウマ娘」をご存じですか。

実在した競走馬が可愛らしい女性キャラクターに擬人化されています。

育成してトレーニングを積み、レースに出場させ成績を競うシミュレーションゲームです。

2021年の3月の売り上げは、なんと130億円に上ったともいわれています。

売り上げ2位の「パズルドラゴンズ」が50億円弱だったそうですから、ダントツの1位です。

擬人化されている競走馬は、1980年代から2000年代の有名馬です。

1990年頃からはオグリキャップを頂点とする競馬ブームが起こり、競馬場に女性客も多く訪れるようになりました。

オグリキャップ、タマモクロス、メジロライアン、メジロマックイーン、スーパークリークなど、当時の名馬の名前は競馬ファンならずとも、ニュースや新聞などで印象に残っているのではないでしょうか。

「ウマ娘」では、それぞれの馬の見た目の特徴や性格やエピソードまでを、キャラクターに反映させて作り込んでいるそうです。

自分が育成している「ウマ娘」のモデルの馬について詳しく調べるファンもいるとか。

なかでもあるファンはキャラクターのモデルたちの血縁関係を調べ上げ、家系図を作成しました。

 

Twitterに投稿された実際の家系図はこちら↓

ウマ娘の家系図

 

サラブレッドの血は濃い、といいますか、血縁で結ばれた関係が複雑に交錯していることが、この「ウマ娘」の家系図を見るだけでも推し量ることができるでしょう。

ゲーム上で仲よくしているキャラクターがじっさいには父と息子だったとか、祖父と孫だったということもあり、ファンを喜ばせているそうです。

キャラクター同士の祖父がいっしょという組み合わせもいくつもみつかり、どんどん遡っていくと最終的には3頭のサラブレッドに行き着く…

その3頭が「ウマ娘」に出てくる「継承の三女神像」の元ネタではないかという考察もされているようです。

 

■サラブレッドの三大始祖とは■


「ウマ娘」のキャラクターを遡ってもたどり着くという3頭のサラブレッド。

実際には「三大始祖」または「三大父祖」といわれる世界中のサラブレッドの父系の祖先です。

ダーレーアラビアン

 

ゴドルフィンアラビアン

 

バイアリーターク

 

3頭とも毛並みが美しく、風格のある姿をしていますよね。

 

■それぞれの父祖から発展した血統■


ダーレーアラビアンが生まれたのは、推定で1700年。

オスマン=トルコのアレッポに駐在していたイギリス領事トーマス・ダーレーがアラブの族長から買い取って本国に送ったといわれています。

この父系は5代目のエクスプリスによって活気づき、現在は90%のサラブレッドがこの父系に属しています。

 

ゴドルフィンアラビアンは、推定1724年に北アフリカのバーバリーで生まれたとされています。

数奇な運命を辿った馬で、モロッコ皇帝からルイ14世に献上されながら、その後パリ市中で散水車を引いていたという逸話も持っています。

3代目として1748年に生まれたマッチェムがこの血統を発展させました。

 

バイアリータークは、推定1680年生まれです。

イギリスがハンガリーでトルコと戦争をしたとき、ロバート・バイアリー大尉が捕獲し、この名前をつけました。

その後バイアリー大尉はこの馬に乗って武勲を上げたそうです。

ただ、種牡馬としては目覚ましい結果を出すことなく消えゆく運命にあると思われていました。

しかし、5代目に生まれたヘロドが活躍、種牡馬として成績を上げました。

そこから発展を続けバイアリーターク系ですが、19世紀後半に急激に衰退。

アメリカでは消滅し、ヨーロッパでも絶滅の危機に瀕しました。

 

■日本で独自に名馬を輩出したパーソロン系■


1964年、アイルランドから日本に輸入されたパーソロンは、日本独自のパーソロン系という血統の父祖となりました。

三冠馬シンボリルドルフトウカイテイオーという人気を誇る父子を生み、メジロアサマを経てメジロティターンメジロマックイーンの父子も輩出しました。

メジロマックイーンは繁殖牝馬の父(ブルードメアサイアー)としてドリームジャーニーオルフェーブルゴールドシップなどの重賞馬を生んでいます。

 

■サラブレッドの父方の系図 サイアーライン■


サラブレッドの父方の血統を表す系図をサイアーラインといいます。

系統の始まりの種牡馬の名前をつけて〇〇系と呼びます。

サイアーラインはこのように表記されます。

たとえば上述のヘロド系であれば、

<ヘロド系父系図>

Byerley Turk
Jigg
Croft’s Partner
Tartar
Herod ヘロド系
Woodpecker
Buzzard バザード系
|Castrel
| Pantaloon
|  Windhound
|   Thormanby
|    Atlantic
|     Le Sancy
|      Le Samaritain
|       Roi Herode
|        The Tetrarch ザテトラーク系
|Selim
Sultan
Bay Middleton
The Flying Dutchman
Dollar
Androcles
Cambyse
Gardefeu
Chouberski
Bruleur
Ksar
Tourbillon トウルビヨン系
Djebel
Clarion クラリオン系
| Klairon
|  Luthier リュティエ系
My Babu マイバブー系
Milesian
Partholon パーソロン系

 

父と息子を斜めに重ねて書いていきます。

10代20代の血統をいちどきに眺めることができる利点がある反面、樹系図のように先祖をトータルに把握することはできないという欠点も。

また直系母系のみを表したファミリーライン(メアーライン)もあります。

 

■「ウマ娘」プレイヤーの血統研究■


スマートフォンゲーム「ウマ娘」のプレイヤーは、勢い実際の競馬にも興味を持つことになるようです。

彼らは「ウマ娘」で「推している」キャラクターの息子や娘の勝ち馬投票券を買い、自分たちを通常の競馬ファンより血統にこだわる、と自認しているとか。

遡ればたった3頭の父馬にたどり着くサラブレッドの血統。

ゲームから入っても、競馬場でのレースから入っても、想像力をかきたてる世界でしょう。

「血が走る」といわれるサラブレッドは、わたしたちをつねに惹きつけてやみません。

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