リカちゃんの「だいすきなおじいちゃん」この秋登場！　香山ファミリーが充実

 

2023年夏、

映画『Barbie』が話題になり、日本でもヒットしました。

 

バービーの国で何不自由ない幸せな日々を送っていた彼女が

ある日ふと違和感を覚え、

人間の世界を訪れて「現実」を体験し、

自立を志すという物語。

 

すべての女性たちにエールを送る力強い作品でした。

 

「現実を生きる」といえば

じつは我が国のリカちゃんが先行していました。

 

「現実を生きるリカちゃんねる」というOLのリカちゃんの日常を

リカちゃん本体のアニメーションで綴った

YouTubeチャンネルが3年前に開設され、

現在では70万人以上の登録者を集めているのです。

 

とてもよくできたアニメーションで筆者もおりおり楽しませてもらっています。

 

https://www.youtube.com/@licca_real

 

とはいえ、リカちゃんの発売元タカラトミーの設定では、

リカちゃんはまだ11歳の小学校5年生です。

 

OLファッションもなんなく着こなす抜群のスタイルと

無垢な愛らしさを併せもった

最強の小学校高学年生といえるでしょう。

 

 

リカちゃんの家族構成

 

バービーの周りは、

妹スキッパーとボーイフレンドのケン、

あとはともだち大勢という構成ですが、

リカちゃんには「香山」という名字があり、

おとうさんおかあさん、

双子の妹、三子のきょうだい、

そして父方と母方のおじいちゃんおばあちゃんまでいます。

 

タカラトミーのHPによれば、

リカちゃんファミリーのプロフィールは以下のようです。

 

パパの名前は「香山ピエール」で年齢36歳。

家族が大好きな優しいパパ。

指揮者で世界を回っていて、

お休みの日には音楽を教えてくれる。

 

 

ママ「香山織江」は33歳、

おしゃれなファッションデザイナー。

 

リカちゃんのかわいいお洋服をなんでも作れちゃう。

 

双子の妹のミキちゃんとマキちゃん4歳。

ミキちゃんはおてんばでダンスや三輪車が大好き。

マキちゃんはあまえんぼでお化粧が大好き。

 

 

三つ子の赤ちゃん、

かこちゃん、げんくん、みくちゃん、1歳。

かこちゃんはうるうるお目目のあまえんぼうで、

げんくんはわんぱく元気、

みくちゃんはニコニコ元気。

三人の名前の由来は「過去」「現在」「未来」と思われますが、

「過去ちゃん」と聞いてどきっとしてしまうのは、

大人だけ、ですよね、きっと。

 

 

なんと香山家は６人の子沢山でした。

 

それも4歳の双子と1歳の三つ子がいて、

パパはお仕事で海外にいることが多いというから、

ママはさぞや大変かと思いきや、

ファッションデザイナーとして活躍しているとは。

 

リカちゃんのおうちでは

ベビーシッターさんと家政婦さんも

大活躍しているのではないでしょうか。

 

 

 

リカちゃんのおじいちゃんおばあちゃんたち

 

ともだちやきょうだいだけではなく、

おかあさんおとうさんがいるだけでも、

リカちゃんが日本のこどもたちのおもちゃであり

憧れの女の子であることの特徴を表していますが、

さらに日本的なのがおじいちゃんおばあちゃんの存在です。

 

下の「リカちゃんファミリー家系図」をご覧ください。

（マイナビニュースよりお借りしました）

 

父方のおじいちゃんはアルベール、

おばあちゃんはエレーヌ。

ピエールおとうさんはフランス人だそうです。

しかし名字が香山になったということは婿入りしたのですね。

 

 

母方のおばあちゃん洋子さんは56歳（若い！）で

お花屋さんとカフェを経営。

 

お人形としては2012年に発売されました。

 

そして今年の大ニュース、

9月30日に「だいすきなおじいちゃん」こと

香山浩さん61歳（も若い！）が発売されるのです（いいかたがちょっとおかしい）。

 

お仕事は学園長で趣味はゴルフとアウトドアという

素敵なおじいちゃん（にはとても見えない）。

 

 

おじいちゃん発売の背景には、

子育てを取り巻く環境の変化や、

1967（昭和42）年の初代リカちゃん発売から半世紀以上が経ち、

リカちゃんユーザーが三世代に渡ったということもあるようです。

 

共働き家庭が増え、

コロナ禍をきっかけに家族の絆が見直されたいま、

おじいちゃんにもリカちゃん遊びに参加していただきたい、

というのが発売元タカラトミーの願いだそうです。

 

「だいすきなおじいちゃん」の発売に合わせ、

洋子おばあちゃんも11年ぶりにリニューアル、

「だいすきなおばあちゃん」として同時発売されます。

 

おばあちゃんにはおしゃれな眼鏡も付属、

老眼鏡ではなくてリーデインググラスと呼んでください。

 

 

 

父方のおじいちゃんおばあちゃんはいまごろどうしているのか

 

こうなると、

どうも影の薄い父方のアルベールおじいちゃんと

エレーヌおばあちゃんが気になります。

 

アルベールおじいちゃんは

「リカちゃんキャッスル」で注文販売されていましたが、

いま公式オンラインショップを見ると「販売終了」とあります。

 

エレーヌおばあちゃんは1992年に発売されましたが、

現在は製造されていません。

 

 

やっぱり父方のおじいちゃんおばあちゃんは

母方に比べて孫にとって登場回数が少ない存在のでしょうか。

残念です。

 

遠くフランスからリカちゃんたち6人の孫を優しく見守っている、

ということにしておいてあげましょう。