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2023.12.22
家系図の書き方が知りたい

令和のいま、ファミリーヒストリーに人々の意識が集まる

 

昨年来、世界の人たちとともに、わたしたち日本人も、

長い「巣ごもり」の時間を経験していました。

 

テレワークやオンライン授業が日常となり、

家で家族と過ごす機会が増えました。

 

また、親きょうだいであっても、

離れていればなかなか思うように会えません。

 

そんな状況のなかで、

わたしたちはおのずと自分の

「家族」「親族」また「家系」といったものに

思いを深めているのではないでしょうか。

 

そもそもこの数年、

テレビ番組でも

「家系」「ファミリーヒストリー」

また「名字」に焦点を当てたものが

人気を集めていました。

 

視聴者に馴染みのある有名人を主人公に、

テレビ局とスタッフが総力を上げて

その家の歴史を遡る過程は、

ドラマよりもドラマティック。

 

思いがけない親戚が発見されたり、

遠い異国へと誘われたりするさまは、

見る者の心まで掻き立てます。

 

また、珍しい名字を知れば、

どこかユーモアを感じたり、

その名字を名乗る人々の人生に思いを馳せたりもします。

 

つまり、有名人のファミリーヒストリーにも、

珍しい名字にも、

わたしたちを近しくつなげるような

魅力があるのでしょう。

 

そして、ところで、

うちの家系はどうなっているのだろう、

という興味も湧きます。

 

 

我が家の家系図はどんなものか

 

そういえば、

おじいちゃんが家系図を書いていたのではなかったか、

実家の仏壇の引き出しに

それらしきものが入っていたような記憶がある、

とおとうさんがいいだしたり。

 

歴史好きの男性ならば、

もれなく家系図には興味がおありかと思います。

 

男性だけでなく歴史好きな女性、

すなわち「歴女(れきじょ)」の皆さんや、

戦国時代を舞台にしたゲームが

好きな若い人たちもいます。

 

最近では刀剣をキャラクターにしたゲームと

そこから派生したミュージカルのファンも

少なくないとか。

 

日本の歴史への興味という角度からも、

家系図には焦点が当たっているといえるでしょう。

 

ただ、歴史上の家系図ではなく

自分の家の家系図となると、

それこそご先祖が作っていなければ

見ることはありません。

 

しかし、家系図があってもなくても、

家系というものは確かに存在します。

 

わたしたちがいま存在しているということは、

父と母がいて、父と母にもそれぞれ父母がいて、

その祖父母にも父母がいて…という血縁が、

ここまで一度もとぎれていない、ということです。

 

それはとりもなおさず、

わたしたち一人一人が、

自分の血のうちにまだ見ぬ家系図を

持っているということでもあります。

 

もしもあなたが、

我が家の家系図を書きたい、

と思い立ったとしたら。

 

どこから着手して、

何をしたらよいのでしょう。

 

ここではその方法の概略をお伝えします。

 

 

家系図には2タイプある

 

家系図の書き方には一般的に

「縦型」「横型」

二つのタイプがあります。

 

縦型は代が替わるごとに

下に追加していく書き方です。

 

世代のレベルが

統一されているので見やすく、

それぞれの関係が把握しやすいのが特徴です。

 

きょうだい、いとこ、おじ、おばなどの

傍系を記載するときには縦型がおすすめです。

 

【縦型の例】

 

「横型」は代が替わるごとに横に追加する書き方です。

直系の家系図を作成するときには最適で、

巻物を作成するときにもこのタイプが多いようです。

 

【横型の例】

 

 

一般的な並べ方・線の結び方

 

縦型で書くときには、同じ代に属する人は、

同じ高さに揃えて書きます。

夫と妻とは二重線で結びます。

 

こどもは、夫婦を結ぶ二重線から

縦の線で結んで書きます。

 

親が一人のときは親から直接線を引きます。

 

兄弟姉妹は、グループごとに横線で結び、

男女関係なく右が年上となるように並べます。

 

家系図に記載する情報は

家系図全体の情報としては、

家の姓、家紋、作成年月日、作成者などがあります。

 

個人の情報は、親との続柄、生年月日、

生まれた場所、没年月日、亡くなった場所、

戒名、婚姻年月日などがあります。

 

その人の生涯に起きた出来事などを

盛り込むことも考えられます。

 

情報をたくさん書き込みたい場合には、

縦型より横型の家系図を作成したほうがよいでしょう。

 

 

家系図情報の取り扱い

 

家系図に記載された先祖の情報は、

取り扱いには注意が必要です。

 

家系図の中の生存している子孫が自分だけではない場合、

家系図の内容を他人に教えるときには、

他の子孫の方々の合意を取っておいたほうがよいでしょう。

 

すでに亡くなった遠い先祖の情報であっても、

個人情報であることに変わりはありません。

 

 

実際の家系図作成にはまず戸籍を調べることから

 

家系図の一般的な書き方を理解したら、

さあ、実際に書きはじめましょう。

 

第一歩は戸籍を調べるところからです。

 

戸籍って、どうやって調べたらいいのだろう。

とりあえず、役所にいけばいいのだろうか。

おじいさんおばあさんまでならともかく、

その上の祖先の戸籍まで調べるにはどうしたらいい。

 

戸籍は、しかるべき手続きを踏めば、

明治の初年まで遡れます。

しかし、とても時間と労力がかかります。

 

年末年始、ご家族で集まった時に

ご先祖様を思い出し、家系図作成に向けて、

話をしてみることはいかがでしょうか?

家系図ラボがお手伝い致します。

 

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