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2024.01.11
年賀状を出し遅れたら寒中見舞い、寒中見舞いを出し遅れてもまだチャンスはある

年賀状を出し遅れたら寒中見舞い、寒中見舞いを出し遅れてもまだチャンスはある

 

 

2024年、

あなたは年賀状を何枚もらいましたか。

その前に、何枚書きましたか。

 

いいんです、

筆者もとっくに書いていないのですから。

 

いただく年賀状にお返事も

できないていたらくですが、

それでもくださった方には

寒中見舞いは出そうと思うのです。

 

今回のブログは、

 

1.筆者のように年賀状を出していないのにいただいてしまって、松の内に返事が出せなかった人

2.年賀状は出したけれども、出していない人からいただいて、まだ返事が書けていない人

3.喪中だったから年賀状を出さず、喪中はがきも出したのだが、知らずにくださる方があった人

4.喪中や他の理由で年賀状は出さなかったが、お世話になっている方に季節のご挨拶がしたい人

5.喪中はがきをいただいた方にも季節のご挨拶はしたい人

 

そんな読者のみなさんのために、

寒中見舞いについて調べました。

ですが、ちょっとその前に、

過去10数年の年賀はがきの発行枚数について

見てみましょう。

 

 

年賀はがきの発行部数最高は今世紀に入ってから

 

年賀はがきの発行部数がピークを迎えたのは

2003年、44億5936万枚でした。

 

パソコンやプリンタが家庭に普及した頃で、

年賀状のデザインを多数収録した

CD-ROMつきのムックが

何種類も書店に平積みされていたのを覚えています。

 

2003年以降は多少の増減を経て、

2008年からは連続で減少を続けているそうです。

 

2008年というと

Apple社のiPhoneが日本で発売された年。

 

年賀状の発行部数は2009年に

38億9777万枚に減少、

8年後の2017年には29億7857万枚に。

 

この間には、SNSが広まり、

若い層から中高年まで

日常の連絡に必須なツールになりました。

 

若い子たちの間では、

いわゆる「あけおめ」メールや

LINEが盛んにやりとりされるように。

 

高齢者には「終活」が浸透、

年賀状じまい」をする人も増えました。

 

ビジネスでの年賀状のやりとりも

大きく減少していると考えられるそうです。

 

年賀はがきの発行枚数は減り続け、

今年2024年用は

14億4000万枚になりました。

 

ピークの2003年からの20年で

3分の1にまで減ったわけですね。

 

とはいえ、14億4000万枚ということは、

まだ国民一人あたり10数枚の

年賀状を出しているという計算になります。

 

返事の心配は少なくなったものの、

ゼロではなさそう。

 

ということで、寒中見舞いですね。

 

 

寒中見舞いの本来の役目


 

寒中見舞いはそもそも、

暑中見舞いと同じように、

気候が厳しい時期に相手を気遣うための挨拶状です。

 

今年は暖冬のようで、

まだ東京では震えるような寒さを

味わってはいないのですが、

年によっては12月にもすごく寒い日があることも。

 

しかし、寒中見舞いは12月ではまだ早いのです。

年が明けてから2月初旬までに出すのがマナー。

 

具体的には、

松の内が明ける日から立春までとされています。

 

関東では1月8日からですが、

関東以外では16日に明ける地方もあるそうなので、

先方がお住まいの地域の松の内が

明ける日を確かめる必要があるでしょう。

 

 

 

寒中見舞いの基本構成

 

年賀状の返事だからといって、

寒中見舞いに年賀はがきを使うのはNG。

郵便はがきか私製はがきを用意してください。

 

書きだす前の注意点として、

季節の挨拶状には句読点を用いないことだそうです。

 

これは筆者不勉強でまったく知りませんでした。

句読点の代わりに一文字空けて書きましょう。

 

寒中見舞いの基本構成は

 

  1. 「寒中見舞い申し上げます」といった季節の挨拶
  2. 相手を気遣う文章
  3. 自身の近況報告
  4. 日付

 

となります。

 

 

もう一点、留意するのは、

喪中の方にはおめでたい言葉は避けることです。

 

いずれの場合も、

2.のお相手への気遣いがもっとも大切になりますね。

 

 

 

年賀状の返礼が遅れたときの寒中見舞い例文

 

寒中見舞いの例文のなかでも、

筆者とみなさんがいちばん知りたい(であろう)

年賀状の返事を出し遅れたときに送る例文を

挙げておきましょう。

 

「寒中お見舞い申し上げます

新年のご挨拶をいただきながらもご挨拶をせず失礼申し上げました

皆様お変わりなく よい年を迎えられたご様子 心からお喜び申し上げます

私どもも皆元気にしております

本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます

 

令和五年一(二)月」

 

 

「申し上げます」がたびたび重なるのが

筆者としてはやや疑問ですが、

挨拶のために送る文章というのは

こういうものなのでしょうね。

 

目上の方に失礼のないように、

ということで。

これを基本にご自身で

アレンジを加えてみてください。

 

 

 

立春を過ぎてしまってもまだ大丈夫

 

2024年の立春は2月4日です。

多忙だったり、

なかなか腰を上げられなかったりして、

寒中見舞いを立春までに出せなかったとしてもまだ大丈夫。

 

「暑中見舞い」「残暑見舞い」があるように、

「寒中見舞い」には「余寒見舞い」があるのです。

 

余寒見舞いは寒さが続くうちに出すものといわれ、

いつまでに出すかは厳密に決まっていません。

 

ただ、暦の上では2月下旬から3月上旬が、

雪が溶けはじめる「雨水」にあたりますから、

余寒見舞いは2月ちゅうを目安に

出しおえておくのがよさそうです。

 

以上、年賀状を出せなかったとしても間に合う

寒中見舞いと余寒見舞いについてでした。

 

文房具店に季節感のある私製はがきを探しにいきたくなりました。

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