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2023.06.23
雨時を快適に過ごすための湿気対策

雨時を快適に過ごすための湿気対策

 

 

おうちで快適に過ごすには、

冬場の乾燥と梅雨時の湿気への対策は必須です。

 

冬も梅雨時も室内の「湿度管理」は大事ということですね。

 

とくに湿度が高いときにはカビやダニの問題も生じてきます。

健康のためにも梅雨から夏へ、

しっかり湿度対策をしていきましょう。

 

 

まず、湿気の感じ方についてですが、

空気の中に含むことのできる水分量は

気温によって変わるそうなのです。

 

低い温度であれば水分量は少なく、

温度が高くなるにしたがって水分量は増えていきます。

 

同じ50%の湿度でも、

気温が10℃の場合と25℃の場合とでは、

25℃のほうが空気中に多くの水分を含んでいます。

 

冬に部屋を加湿して湿度50%にしても湿気は感じませんが、

梅雨時に室内が湿度50%になったら

湿っぽいと感じることになるわけです。

 

 

 

湿気対策の基本は換気

 

湿気対策というと、

まず思い浮かぶのが除湿機、

そしてエアコンの除湿機能ではないでしょうか。

 

また電気料金がかさんでしまうなあ、

と憂鬱な気分になりそうですが、

じつは除湿機やエアコンに頼る前にできる

基本的な対策があります。

 

それは換気です。

 

 

換気には窓やドアを2か所以上開けて

空気の通り道を作ることが大切です。

 

節電の回にも書きましたが、

窓などの開口部が一つしかない部屋では、

サーキュレーターや扇風機を窓に向けて

回すことで換気が促されます。

 

 

押し入れやクローゼット、

シンクの下など、

普段空気が流れにくいところも扉を開けて換気するとよいそうです。

 

このときにも扉を開けたまま、

中に向けてサーキュレーターや扇風機で風を送ると効果的です。

 

 

住宅の構造によっても空気がこもりやすくなります。

 

木造住宅に比べてコンクリート造の住宅は気密性が高く、

空気が流れにくいので、

よりこまめに換気することをお勧めします。

 

 

また、雨の日は、

屋外よりも室内の方が湿度が高くなっていることもあります。

 

雨の日でも窓を開けて換気をするようにしましょう。

 

 

 

エアコンの「除湿」と「冷房」の使い分け

 

換気だけでは湿度が十分下がらないときは、

やはり除湿機かエアコンに頼らざるを得ません。

 

除湿機は移動できるので、お風呂や洗面所、

部屋干しをしている場所などを重点的に除湿できて便利ですね。

 

また、梅雨時は気温が低いこともあるので、

除湿機ならば部屋の温度を下げずに除湿できるところもメリットです。

 

 

エアコンの場合は「除湿」にするのか

「冷房」にするのか判断して機能を使い分ける必要があります。

 

「除湿」は部屋の空気中の湿度を下げることを最優先した機能、

「冷房」は部屋の温度を下げることを最優先した機能です。

 

 

具体的な仕組みとしては、

冷房機能を先に説明すると、

エアコンが室内の空気を吸い込み、

空気中の熱を外に逃がし、

涼しくなった空気を室内に戻します。

 

除湿機能でも、

エアコンが部屋の空気を吸い込み、

冷やすことで空気中の水分を追い出したのちに

水分量の少なくなった空気を部屋に戻します。

追い出された水分はホースで室外に流されます。

 

空気の温度が高いほど

空気が保持することのできる水分量は多くなるので、

温度を低くすることで水分を追い出すわけです。

 

 

「冷房」「除湿」で、

エアコンは基本的に同じことをしているわけで、

内容としては「弱冷房除湿」といえます。

 

いっぽう「再熱除湿」といって、

部屋の温度を下げないで湿度だけを下げる機能もあります。

 

つまり、一度温度を下げて除湿した空気に

もう一度熱を加えて暖めてから戻すのです。

 

「再熱除湿」「弱冷房除湿」に比べて

電気代が多くかかります。

 

 

 

小物を使って賢く除湿

 

靴箱や台所のシンク下、

押し入れなど狭い場所では小物を使って

湿気対策をすることもできます。

 

たとえば新聞紙

表面に細かい凹凸が多く、

見た目以上に表面積が広いために湿気の吸収に有効で、

消臭効果もあります。

 

 

台所のシンク下の隙間、

押し入れの中、家具の後など、

湿気が気になる場所に置いてみましょう。

 

一度手でくしゃくしゃにしてから広げると

さらに表面積が増えて湿気をよく吸い取ります。

 

押し入れに布団をしまうときスノコを敷くと湿気が防げますが、

そのスノコの下にも新聞紙を入れると

さらに防湿効果が上がるようです。

 

いまどき新聞を取っているご家庭は少なくなりつつありますが、

新聞紙のこんな有効活用を知ると

「新聞はやはり紙で読みたい」

というおとうさんの主張も聞いてあげたくなります。

 

湿気を吸い込んだ新聞紙は定期的に取り替えてください。

 

 

お掃除で重宝される重曹にも、

消臭・除湿効果があります。

 

空き瓶などに多めにいれて蓋を開けたまま、

靴箱やトイレなど匂いや湿気が気になる場所に置きましょう。

 

お気に入りのアロマオイルを垂らすと香りも楽しめます。

 

湿気を含んだ空気は下がる傾向があるので、

空き瓶などは低い場所に置いてください。

 

湿気を吸って重曹が固まったら取り替えどきですが、

その後もお掃除には使えます。

 

 

重曹と同様の消臭・除湿効果はにもあります。

 

炭にはさらに湿度が低くなると

湿気を吐き出して空間の湿度を

一定に保とうとするはたらきもあるとか。

 

湿気対策にとくにお薦めなのは竹炭

 

竹炭には細孔(さいこう)という

小さな孔がたくさんあるため、

除湿に適しているのだそうです。

効果が薄れてきたら天日干しをすればまた利用できます。

 

 

以上、梅雨時に効果的な湿気対策のいろいろでした。

さらっと快適な毎日をお過ごしください。

 

 

 

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